後期高齢者医療制度は廃止?

後期高齢者医療制度によって、
高齢者が支払う保険料の額は変わりましたが、
医療費については変わっておらず、
一般は1割負担、現役並み所得者は3割負担となっています。


また、65歳から74歳までの人は前期高齢者と呼ばれ、
保険者間で生じた医療費負担の不均衡を調整するため、
制度を創設するとされていました。


そして、70歳から74歳の人については、
医療費の負担を1割から2割にアップするということでしたが、
現在のところは凍結されて1割負担のままになっています。


さらに、民主党政権になってから、
政府は後期高齢者医療制度そのものを廃止する、
という方向で新たな制度のあり方について検討しています。


結局のところ、スタートしてから約3年にもかかわらず、
後期高齢者医療制度は将来的には廃止されて、
新たな高齢者医療制度ができるかも知れないということです。


何年もかけて作ったはずの後期高齢者医療制度というのは、
問題だらけの欠陥制度だったのでしょうか?
これは自民党が悪いのか民主党が悪いのか、
それとも厚生労働省というお役所が悪いのかわかりませんが、
最終的には国民がツケを払わされることになるのでしょうね。