保険料の地域格差

後期高齢者医療制度では、住んでいる都道府県によって、
保険料の額が変わります。
従来は、国が管理していた健康保険によって支払っていたので、
保険料は全国一律でした。


しかし、後期高齢者医療制度により、
保険料は都道府県が運営する後期高齢者医療広域連合に
支払うことになったので、保険料も変わることになりました。


北海道や福岡県では、1人当たりの医療費が高いので、
保険料も平均よりも高くなっています。


また、東京都や大阪府、神奈川県、愛知県など、
高所得者の多いところでは、保険料が高くなっていますが、
東北地方は総じて安くなっているようです。


たとえば、青森県岩手県と、東京都や神奈川では、
ほとんど倍に近いような差があります。
こうした地域による格差についてどうするのかも、
今後の課題となっています。